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2017年10月 7日 (土)

カヌー及びSUPの安全対策に係る意見交換会に参加してきました

昨日の金曜日はバイキングカヤック工場に出張で更新ができず申し訳ありませんでした。

途中の御殿場あたりから雨になり・・・静岡は凄まじい雨・・・

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バイキング工場での積み込みは店内に車を入れさせてもらいました。

あぁ・・・いつかkayak55もこんな広いお店が欲しい!

さて、その前の日の木曜日は、kayak55の定休日でしたが、霞が関まで行って

海上保安庁さんによる

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カヌー及びSUPの安全対策に係る意見交換会

に出席をさせていただきました。

これまで、カヤック・カヌーの事故はおおまかにひとくくりにされていましたが、今後は海上保安庁さんとしても実態をより把握して事故防止のためのガイドラインを作成していきたいとのことで、その上で、実態をよく知る現場のカヤック・SUPの団体、メディア等の方を集めて意見を広く聞いていくという会議です。

今回で第二回目になるのですが、第一回目の会議で、やはりカヤックフィッシング(シットオン)での事故事例が増えてきているということで、この第二回から釣り業界団体の方であったり、カヤックフィッシングの観点からkayak55も参加させていただくことになりました。

海上保安庁さんも今後、カヤックやSUPを細分化して把握してホームページで各ジャンル(ツーリングカヤックなのかシットオンなのかなど)に最適な安全啓蒙に取り組んでいくそうです。

多数の諸先輩方が出席されている会議なので、ここでいろいろなことを勉強させていただけます。僕らの役割はそれをカヤックフィッシングの方の安全面向上にもつなげていくことだと思います。

カヤックフィッシングは本当に素晴らしい趣味です。現代社会から一歩自然の摂理の中に身を投じ、自己の身体能力で魚を追う・・・最高です。

ですが、命を賭けるほどのものではないです。家族に元に無事に帰ることが最重要です。

そのために何ができるかを考えておくことはとても大切だと思います。

カヤックのタイプ(海に出る上でそのカヤックで大丈夫か)
装備(安全装備が欠けていないか)
スキル(パドリング、セルフレスキューはしっかりできるか)
天候(危ない日に出ていないか)

事故事例を見ると、どれかが欠けています。そして、それが複数に重なると重大事故につながっています。

逆に言えば、チェックを怠らなければ事故のリスクは急激に減っていきます。

この部分をいまいちどしっかり確認していただくことが大切で、そのためにkayak55が何ができるか、海上保安庁さん、シーカヤックの世界の先輩方、業界団体、SUPの方々などから勉強させていただきながら、スタッフ2名の小さいショップですが僕らにできることはなるべくやっていきたいと思っています。

とはいえ、相手は自然です。カヤックで海に出ている以上、どんなに注意をしていてもリスクは常にあります。

それは初心者でもベテランでも一緒です。だからたとえ事故を起こしてしまってもそれをむやみに非難はしないで、事故を起こしてしまった方もぜひまた気持ちが落ち着いたらカヤックフィッシングに戻って来てほしいと思います。(だから一番悲しい死亡事故だけは起こらないで欲しいのです)

その第一歩として、まずは事故が一件でも少なくするための努力が大前提。初心者の皆さん、そしてベテランの皆さんも、そして僕自身も、各自しっかりいまいちど確認していきましょう。

今後、海上保安庁さんである程度の安全に対するガイドラインが周知される形になったら、kayak55の方でもしっかりリンク等させていただきたいと思います。

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