ふなばし三番瀬の注意点
春と秋には盛り上がりをみせるふなばし三番瀬のシーバスのカヤックフィッシング。
※ちなみに、潮干狩り開催日は来場者でごったがえすため、カヤックは出せないと思った方がいいです。初夏の時期はお気をつけください。
ふなばし三番瀬海浜公園のホームページに潮干狩り開催日が掲載されていますのでご確認ください。
この場所にかよっているベテランの方はみんな分かっていることで、なにをいまさら・・・だと思いますし、偉そうにいうわけではないですが、今年からカヤックフィッシングを始めた方やまだこの場所に来たことがない方の参考になるように、注意事項を記載しておきたいと思います。
まず、ふなばし三番瀬の海浜公園ですが、営業時間が9時〜17時となっていますのでその時間に公園の駐車場への入庫をお願いします。
(日、祝に関しては公園前の道路が駐車禁止ではなくなる形ですが、それ以外は法律で公園前の道路は駐車禁止です。月〜土の路駐は駐車違反となります)
営業時間の少し前(例えば8時30分頃など)でも既に駐車場が空いていることもありますが、日によってまちまちです。
駐車場の料金は500円となります。
入庫したら、他の車の迷惑にならないようになるべく空いているエリアに駐車していただくとトラブルが少ないと思います。
駐車場から海岸までが遠いため、カヤックカートは必須です。(カヤックを持ち上げて運べる距離感ではないです)
何人かで出る場合はなるべく迷惑にならないよう一列でいくことをオススメします
また、お子様なども多い公園なので、ロッドはフラッシュロッドホルダーにさすと左右に開いてしまいますので、海岸に出る前はカヤックの上に寝かせていくと良いと思います。また、ルアーは海に行くまでつけないようにした方が無難です。ロッドの先端にルアーがぶらぶらしてると通行人の方に怪我をさせてしまうかもしれませんので。
海まで出てくると、人が少なくなりますのでフラッシュに挿してもいいと思います。ただ、公園正面の海では潮干狩りのネットが張ってあります。このエリアからの出艇は不可なのです。海岸を一番右か一番左まで歩き、ネットが張られていないエリアから出艇をお願いします。
この写真は、一番右端まで歩いている途中の一枚です
地図でいうと、赤い丸のあたりが出艇場所となります
次に注意するところが、航路の存在です
船橋三番瀬の干潟は非常に浅いのですが、すぐ横を大型船の航路が走っています
ズームしてみます
赤いラインが大型船の航路です
岸から海を見て左側の船橋航路は堤防で行けないようになっているのでわかりやすいです。
しかし、岸から海を見て右側の市川航路は、航路を示す赤いブイと緑のブイが定期的に設置されていますが、その途中に目印がほとんどありませんので要注意です。
港則法下で、航路上での釣りは法律においても禁止されていますし、なにより危険です。
大型船の高いデッキからは近くにいる小さいカヤックは認識が難しく、また例えブレーキをかけても船が止まるまで数百メートルは要するはずです。つまり、間に合わない可能性が高いです。
カヤックは釣りをしている間に流されていきますから、知らず知らずのうちに航路に近づいてしまう危険があります。また、魚がかかったらファイト中にも流されていきます。
さらに、もしも航路近くで沈をしてしまったら、再乗艇している間に流されていってしまうかもしれません・・・ぞっとします。
航路から十分距離を取ると、釣りをする水深は市川側の岸際では1m台。船橋側の沖でも2m台と非常に浅い(潮位にもよります)ですが、干潟のシーバスはシャローゲームこそが真骨頂だと思います。
ぜひ、ぜひ十分注意をして、航路から十分距離をとって釣りをしてください。
(あと、リスクを低くする意味でもフラッグの装着をお願いします。法律上決まっているわけでないですが海上保安庁さんも強く推薦しています)
1mちょっとのシャローでも十分魚とれます。だからぜひ安全第一のエリアで釣りをされてください。そして、シャローの魚はでかいです!
次に注意しなければならないのが、沖にある海苔棚です。
海苔棚からもじゅうぶん距離をとって釣りをしてください。秋は海苔棚の作業が入っていますから、誤解を招かないようにじゅうぶんすぎるほど距離を取ることをオススメします。
他、つけくわえるとすると、公園の水道です。
公園の水道は手足を軽く洗うぐらいは良いですが、タックルやカヤック本体を洗うのにつかわないでください。黎明期の頃、知らないカヤックの人ですが水道でカヤックを洗っていて、注意しようと思ったら、その前に公園の管理人さんが来て怒られていたのを見たことがあります。そういったことが続くとカヤックが出せなくなるかもしれません・・・・。
また、駐車場は17時で閉まってしまうので、帰りの時間にも気をつけてください。16時すぎには片付けはじめていないと間に合わないです。
そして、いくら湾奥とはいっても、風が吹くと危険です。(浅い場所ほど荒れると手がつけられないほど不規則な荒れ方をします)ぜひ風が弱い凪の日に限ってカヤックで釣りをしてください。
都心から近く、カヤックの浮遊感とシーバスの感触を味わえる広大な干潟はとても貴重だと思います。上記のことを注意すれば、なんら難しいことはないと思います。
船橋三番瀬最高!
« レイルブレイザー・スターポート等の意外な使用法 | トップページ | ウィルダネスのNEWモデル/スレッシャー140 »
この記事へのコメントは終了しました。
« レイルブレイザー・スターポート等の意外な使用法 | トップページ | ウィルダネスのNEWモデル/スレッシャー140 »
コメント