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2012年3月19日 (月)

シットオン講習会報告(座学編)

静岡県は東急ハーヴェストクラブ静波で行われたシットオントップの講習会から帰ってきました。

昨晩は・・・・東名高速道路の鬼の渋滞にハマってしまい、夕方に静岡を出てきたのに千葉エリアに戻ってきたのは0時過ぎ、自宅まであと数キロの路肩で眠りに落ちてしまいました(汗)

この二日間、kayak55の更新が出来ず申し訳ありませんでした。

さて!講習の内容ですが、今後のkayak55ユーストリームなどで少しづつお伝えしていきます。

私ホエールの役割は、この場所で学んできた情報を広く共有化していくことにあると思いますので!

ブログでは全てをお伝えしかねますが、報告だけざっと!!

講習は午前の部・午後の部と分かれており、午前は座学になります。

1
まずはバイキングカヤックジャパン・グレアムさんからのご挨拶

グレアムさんは、最初は日本でのカヤック販売だけをと思っていたそうですが、日本における一般の方へのカヌー・カヤック文化の浸透が、オーストラリア人のグレアムさんからすると予想以上に足りていないと感じたそうです。そこで、バイキングジャパンではカヤック文化の普及からやらなければいけないと思うに至り、こういった講習やツアー、フィールドの整備から進めていきたいとのことでした。メーカーとしてはカヤックを製造して売り、利益を得れば本来は良いところを、カヤック文化の普及に取り組んでいるというのはすごいことだと思います。頭が下がりました。

2
その後は講師・長桶さんの講習に入っていきます!

ちなみに、長桶さんはアメリカのACA(アメリカンカヌーアソシエーション)のオープンウォーターコースタルカヤックのインストラクター。

さらに日本においては海上保安庁の協力員もされています。

ACAは1880年設立、アメリカのACAの代表の方は昨年ホワイトハウスにも呼ばれたそうです。つまり、アメリカではアウトドア文化がそれだけの歴史を持ち、景気をも左右する業界だと政府からも注目されているということです。

最初はオーシャンパドルスポーツの基礎から。

オーシャンパドルスポーツに必要な要素は大きく分けて

♦パドリングスキル
♦レスキュー
♦天候・風・波・潮流
♦ナビゲーション
♦ルール・マナー
♦道具・装備の知識
♦基礎体力
♦ストレッチ(パドルストレッチ含む)・ヨガ
♦メンタル&etc

となるそうです。どの要素もカヤックを安全に楽しむ上では大切ですよね。どこか足りない部分があればそれがリスクにつながっていきます。どんな文化(学問も含め)もこうやって体系的に分けて考えていくことで、とてもスッキリと理解ができるなぁと思いました。

その後はパドリングの基本とストロークの種類、ラウンチング(出艇)&ランディング(帰艇)、遊び方/スタイル、道具などの話になっていきます。

パドリングの基本や出艇着岸などは今年のkayak55ユーストリームでもテーマとしていますが、長桶さんの「パドリングを水泳に置き換える」発想は、カヤックを知らない方に説明する上でとても参考になりました。

3
着岸時のブローチング現象についても教わりました。

どうして着岸時にカヤックが横を向いてしまうのか、身体では経験があってもメカニズムを教わったのは初めてでした。なるほど!!

これについてはサーフの着岸のコツも含めて、また今後のkayak55ユーストリームにて実際の着岸の動画も撮影した上で放映しますね。

また「遊び方/スタイル」について、長桶さんの「いくら楽しくても目標がないと続かない」という言葉はとても印象的でした。僕らでいえばそれが「釣り」となります。たとえばホエールの今年の目標は「クロダイ」あとは「バス」をカヤックを活用して釣りたい!わけですが、そういう目標があればカヤックがぐっと楽しくないます。そのためにはどういう努力をするべきか。

あとは今ホエールが取り組んでいるところでは「フィットネス」もカヤックの目標の一つになりえます。

長桶さんから教えていただいたのですが、たとえばバイキングカヤックのジャブリン(サーフスキーのような新しい発想のポリのシットオン)をスプーンパドルでハイアングルで全力で1時間漕ぐと少なくとも800kcalを消費するらしいです。カヤックは有酸素運動と筋肉への刺激を同時におこなえる素晴らしいものだと思ってはいましたが、具体的に数値を教えてもらえるとヤル気が出てきますねー!(夏までに腹筋6つ!!がんばります!!)

何かの目標を持っていることで長く続けられますよね。

道具についても、詳しい解説がありましたが、長桶さんは夏以外はウェットスーツ推奨。データとして重ね着の衣類が濡れた時よりも、もしもの漂流の際に生存率がぐっと上がるそうです。(※もちろん重ね着であってもドライスーツならば衣類も身体も濡れません)

長桶さんは、釣りの方々は身体を濡らしたがらないが、ぜひもっと水と触れ合って欲しいと言っていました。例えば春や秋にウェットを来ていて暑かったら、シットオンだったら水に飛び込んでクールダウンしてまたカヤックに上がる……夏ならなおさら乗ったり降りたり乗ったり降りたりをどんどんやってみて欲しいとおっしゃっていました。そうすることでカヤックの再乗艇も当たり前になってくるはずだということです。たしかにウォータースポーツでありながら僕らは水に濡れないことばかり考えていたかもしれません。

4
そして法律・航測法の話へ

ここがとても参考になりました。

まず船というのは船長が全責任を追うもの。そして、カヤックは雑種船だという認識でいるべき。つまりカヤックという雑種船の船長として全てを船長である自分が責任を追うものだと思って行動するべきだということ。

また雑種船である以上、カヤックは全てが自由ではない。航測法という湾の中の法律を順守する必要があるということ。

こちらについてもユーストリームで詳しく報告します。

座学の大切さを痛感した素晴らしい講習でした。長桶さん、ありがとうございました。今回講習を受けられたのはラッキーだとおもいます。定期的にこのイベントは行われているので(昨年は二回あったと思います)、遠方からでも来場する価値があると思います!

これからカヤックを始める方はもちろん、ホエールのようにほぼ独学でカヤックをやってきた方にも本当にオススメです。

5
学生時代ではありえないほどメモを取りました(笑)

さて!いよいよ午後の部、室内プールで実際にカヤックを使ったパドリングとレスキューの講習へ移っていきます!

〜明日へつづく〜

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