カヤックでのランディングのコツ
明日から大阪フィッシングショーに出張になったので(kayak55は出展はしませんが!)、なんとか今日は海に浮きたかったのですが……
昨晩仕事が遅くなってしまい、朝練不可能!!
うーん、残念っっ!!
大阪ショーで釣り道具を見まくって、釣欲をマックスまで高めて来週頭にシーバス釣りじゃーー!!
あーー久々にABUのベイトリールでルアーをかっ飛ばしてスッキリしたいなぁ。
さて、ということで今日の日記ネタは何しようかしら?
そうだ!
カヤックでのランディングについてにしましょう。
例えば陸っぱりでも、サーフなら自分が後に下がりながら魚をズリ上げられますよね。
船や磯、陸ッパリならば、数メーターもある長いタモを使いますよね。
しかし、カヤックやウェーディングの場合は自分のすぐ近くまで魚を寄せてこないとキャッチができないのです。
これがどういう意味を持つかというと……
ロッドが長くなればなるほど、魚を自分の方に寄せにくくなるわけです!
体格(腕の長さ)にもよりますが、170cm弱のホエールの場合でカヤックフィッシングで7ft超えてくるとランディングがやややりにくくなってきます。
でも、長いロッドが使いたい魚種っているじゃないですか。例えば青物相手でバウ(カヤックの先端)を回しこむ7ft以上の長さが欲しいとか。
エギングでシャクリのストロークが欲しいから最低でも8ftの長さは欲しいとか。
その場合、ランディングにちょっと注意が必要になります。
このランディング時に、間違ったロッド捌きをすると、ロッドに負担をかけてしまいます。
タックルに対して魚が小さい時(タックルがオーバーパワーの時)はそれほど気をつけなくていいのですが、対象魚に対してライトタックルであればあるほどロッドがバキッ!のリスクが高まります。
これをちょっと事務所でカヤックに座って魚をキャッチしていると想定して撮影してみました。
↓↓のようにロッドが垂直に立った状態で負荷がかかると、無理なベントカーブを描かせてしまいます。
これ、悪い例。
ロッドが顔の横で角度もほぼ90度に立ってしまっています。
この状態で魚が真下にくると、負荷がベントカーブ(ロッドの曲がり)の頂点になる場所に一極集中してしまい、ロッドが折れてしまうリスクが高まってしまうのです。
では、どうしたらいいか?
↓↓のようにロッドの角度を抑えてランディング体制に入ると、ロッドの曲がりがマイルドになって、負荷を分散させられます。つまりロッドに優しい♪
良い例!
違いが分かりにくくてスイマセン……。
ロッドの角度をなるべく甘く(やや寝た状態)で、腕を頭の後側に引いていく感じ……です。
コツは弓矢を引くように!!って感じです。
これって、特殊な技術でもなんでもなくって、カヤックで魚をたくさん揚げていくと自然と身についちゃうんですが、特にカヤックをこれから始める方は、オカッパリの時のロッド捌きのイメージとはちょっと違うので、注意してみてください。
あとはランディングツールの力を借りるのも一つの手です。
ロッドの角度をなるべく抑えるためのアシストとしては、柄が長めのタモを使うと良いですね。(あんまり長いとかえってランディングしにくいので注意!)
ちなみに、私ホエールは魚をダイレクトに掴んだ方が喜びが大きいので(あくまでも個人的な趣向です)、タモはめったに使いません。ほとんどボガグリップでキャッチしています。イカに至っては墨を浴びるの上等!でハンドランディング(どんだけMやねん)
そうなると、手が届くところまで魚を寄せないといけないので……だからこそ、ランディング時のロッド捌きにはけっこう気を使っています。
っていうか、一人で事務所で三脚使ってこの写真を撮っている時に、運送会社の人が発送物を取りにきて、めちゃ恥ずかしかったです!!!(笑)
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